こんばんは。

春のセンバツ甲子園大会が始まるタイミングを狙いすまして『おおきく振りかぶって』の最新刊が発売されました。

その感想をば。


では、いってみましょう!
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最新刊では前巻から引き続き、秋の四市大会決勝トーナメントの崎玉戦が描かれます。

西浦高校にとって崎玉高校は夏に7回コールド勝ちを収めた相手です。が、今回は西浦のピッチャー三橋が序盤から打ち込まれ打線も噛み合わず、苦戦を強いられます。

投球フォームの改造に取り組む最中にあって、三橋自身が調子を崩しているというのも苦戦の要因の一つです。

しかし、西浦苦戦の大きな要因は「モチベーションの差」にあります。
夏の敗戦の際に、崎玉ナインは「自分たちが野球に対して如何にいい加減に取り組んでいたか」を思い知りました。そして、試合にコールドで負け、悔しい思いをし、先輩を引退を早めてしまった。

その悔しさをバネに、崎玉野球部員たちは「打倒・西浦」のために奮起しました。練習量を増やし、戦略・戦術を練り、情報を集め分析し、野球に対して真剣に取り組んだのです。

その全てを「この一戦」のリベンジに懸けているわけです。だから強い。


一方の西浦はと言えば、「甲子園優勝」という野球部として高い目標を掲げています。そのために、今回の四市大会で目指すのは、県内最強のARC高校と対戦すること。

この崎玉戦に勝利すれば、次の試合でARCと当たることになります(その前にARCが負けるかもしれないけどw)。
西浦野球部の目は、確実にそちらに向いている。「この一戦」に懸ける特別な思いははっきり言って、ない。だから崎玉の気迫に押されている。

このあたりが苦戦の理由でしょうね。



物語としては、西浦野球部がこの試合に勝っても負けても重要なポイントになるような気がします。

では、またお会いしましょう。




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