こんばんは。

書くぞと言いながらまた少し時間が空いてしまいました。が、気にしてはいけません。

先日『おおきく振りかぶって』の新刊28巻が発売されたので、その感想でも。


それではいってみましょう。
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28巻は3つのパートに分かれています。①田島家でのバーベキュー、②メントレ、③四市大会での崎玉戦序盤です。

①田島家でのバーベキュー
西浦野球部員と応援団の浜田が田島家に集まってのバーベキュー。
審判免許を持った田島の兄の話なんかもありますが、物語上大きいのは水谷と篠岡の接近でしょう。

水谷が座っているベンチの横に篠岡が座ってツーショットで話をする場面がありますが、篠岡に片思い中の水谷にとっては嬉しい出来事でしょう。

しかし、読者は知っているのです。篠岡は別の人に片思いをしているのだと…。

篠岡に悪気はないのでしょうけど、水谷が勘違いしてしまっても仕方がないのかなぁという気がします。
少人数の部員しかいない西浦野球部ですから、惚れた腫れたで問題が起きればチームワークに不安が生じてしまいますよね。


②メントレ
モモカン父の計らい(?)で、メンタルトレーニングを学んでいる大学生が指導員として西浦野球部にやってきました。その名も小松崎。

「心技体、どれも重要だが心についてはトレーニングしていない。指導者もメントレの仕方を知らないからだ。部員のメンタルが弱いのは指導者の責任だ。」

メントレについていろいろ話をする小松崎ですが、上のイタリックのようなことも言っています。
これ、「おおきく振りかぶって」という作品を構成する新しい要素なのではないでしょうか。

新しい要素、というのは「日本の野球の問題点を批判する」という要素です。実は、27巻でのモモカン父の発言(「こんなに怪我が多いスポーツなんてどっかおかしいんだ」)からも読み取れたものです。

物語上、どう機能させるかは判りませんが、とても重要な指摘ですね。


③四市大会での崎玉戦序盤
夏の大会では7回コールドで下した崎玉との再戦です。

夏の時点で怪我で一人欠いていたメンバーが戻ってきた崎玉。このメンバーがよく野球を知っている智将、といった感じで、この試合のキーパーソンかもしれません。

また、崎玉は夏の敗戦以来、努力を重ねてかなりのスキルアップをしています。加えて才能モンスター・佐倉がいます。

コールドした相手と高をくくっていると、西浦は危ういかもしれませんね。



またお会いしましょう。



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