こんばんは。

SF小説にハマりだして半年くらいでしょうか。SF新参者の私にぴったりな入門書(?)が発売されました。『日本SF傑作選』(ハヤカワ文庫)です。

第一巻は筒井康隆。SFにハマる以前から読みたいと思っていた作家だったので、即購入しました。今読んでいる『内なる宇宙』が終わったら読もうと思っています。


さて、今回はSFの大傑作、J・P・ホーガン著『星を継ぐもの』を語りたいと思います。

では、いってみましょう!
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さて、本作は宇宙開発が進んだ近未来の地球が舞台となっています。

宇宙開発が進んでいるのは近未来だからという理由だけからではありません。冷戦時代に東西両方が軍備拡大を進める中で、人類ははたと「このまま加熱してしまったら、熱核兵器戦争で人類滅亡じゃね?」と気づきます。

そこで急速に軍備縮小、冷戦終結の方向に流れていき、だぶついた軍事予算を宇宙開発に集中させることになったわけです。

そのおかげで、小説内の現在では木星の衛星に観測基地があり、月に至っては観光地化も始まろうかというくらいに宇宙開発が進んでいます。


そんな時代に、あるものが月面で発見されます。
それは真紅の宇宙服を着た人物の遺体です。しかも調べても誰だか判らない。そこで年代の検査をしてみると、なんとこの遺体は五万年前のものだと判明します。

五万年前の人類には宇宙に出る技術があったはずがない。しかし、現に宇宙服を着た人間の遺体がある。

この謎を解き明かすため、世界中から各分野の一流の学者が招集されます。その学者たちのチームが調査し、議論し、仮説を立て、検証し、「彼」が何者なのか結論を導こう、というのが『星を継ぐもの』の物語です。


僕が『星を継ぐもの』を好きな理由はいくつかあります。導かれた結論の意外性や大どんでん返しのある物語も素晴らしいです。そして、もうひとつ、学者チームによる議論の過程がとてもリアルな点が僕の好みのストライクど真ん中でした。

実は『星を継ぐもの』はこれまでに読んだ全ての小説の中で一番好きな作品でもあります。
未読の方は是非一読していただきたいですね。

冒頭に今読んでいる作品『内なる宇宙』にも触れましたが、これは『星を継ぐもの』の続編だったりします。(『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』三部作の続編)

では、またお会いしましょう。




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